実店舗も持っている宅配クリーニング「ネクシー」のこだわりのリアルユーザーの口コミ評価

公開:2018.12.31 更新:2019.03.27

会社帰りやオフ日にわざわざクリーニングを出しに行くのは面倒だと感じてはいるけれど、スタッフの顔が見えない宅配クリーニングサービスでは不安だと感じている人も多いようです。

そこで今回は、クリーニング屋の実店舗も運営している宅配クリーニングサービス「ネクシー」を紹介します。

実店舗は80年以上もの老舗のため、信頼も厚く、長年培ってきたクリーニング技術を活かした高品質の宅配クリーニングをおこなってくれるという「ネクシー」。

その実態を検証しつつ、詳しくみていきましょう。

「ネクシー」とは?

ネクシーは、ネットによる宅配クリーニングサービスを始めたのは2015年ですが、実店舗の運営は80年以上の実績があります。

クリーニング自体は80年以上の老舗クリーニング店が担当しているので、長い間に蓄積された技術と実績がしっかりと活かされています。

また、老舗と言っても、昔の技術やサービスをそのままおこなっているわけではありません。

コンビニでの24時間集荷を可能にしたり、無料で破れやほつれの補修、毛玉取り、再仕上げをおこなってくれたりと、若い世代の利用者にも支持されるサービス内容が充実しています。

また、会員費を支払うことで割引が受けられる、人気の「ビジネスコース」や「メンバーズコース」もあります。

ネクシーの魅力

24時間預けられる

基本的に、朝の9:00から夜の21:00まで集荷配送が可能です。

ただしネクシーの場合はコンビニで預けることもできるので、24時間対応と同じメリットがあります。

破れやほつれ・毛玉・再仕上げ無料

検品中に発見したボタン外れや破れ、ほつれなど、修理可能なものは、洗う前に修理してくれます。

ただし、替えボタンが用意されていないボタン外れの場合は似たボタンになるので、ボタンにこだわりがある人は、クリーニングに出す前にボタン外れをチェックしておきましょう。

さらに専用クリーナーで毛玉も除去してくれるので、洋服が蘇ったように美しくなります。

仕上がりに満足できなかった場合は、なんと無料で再仕上げしてもらえるんです!これが評判の良さや安心感につながっているんですね。

もし、無料で再仕上げをお願いする場合は、服が届いてから1週間以内に連絡するようにしましょう。

通常のクリーニング料金に、これだけの手入れが含まれているというのは、とても魅力的ですね♪

透き通るほどキレイな溶剤を使用

他のクリーニング業者がよく使っている溶剤は石油から作られているため、空気に触れると茶色く濁ります。

ネクシーでは、そのような溶剤は使わず、透き通るほどキレイな溶剤を使っています。

汚れた洗剤を使わないから洋服もよりキレイになるんです。

職人による検品と全品手仕上げ

クリーニング店の場合、洋服を引き渡すときに「ここの汚れがひどい」「ボタンがほつれている」などと、直接スタッフとやりとりすることができますが、宅配クリーニングではそれができません。

だからこそ、ネクシーでは注意深く検品をおこない、服の隅々までチェックするように心がけているのです。

また、最新機器を導入してキレイにし、最後は手で仕上げることにこだわり、手仕上げによって風合いよく仕上げることを実現しています。

コースと料金

「魅力な点は多いけど、コースや利用料金はどうなの?」という方のために、コースや料金体系の詳細だけでなく、お得な利用方法や注意点などもまとめてみました。

コース

単品での注文もできますが、コースでの注文もでき、ネクシーには2つのコースがあります。

1つめは「ビジネスコース」。背広やYシャツ、スーツなど、仕事用の衣類を出したときにクリーニング代が割引になる会員コースです。

2つめが「メンバーズコース」です。すべての商品を割引価格でクリーニングに出すことができるコースです。

どちらのコースも、居住地域によっては3,000円以上の注文で送料が無料になったり、クーポンが貰えたりといった特典もあります。

【各コースの月額会員費】

ビジネスコース メンバーズコース
月額150円(税別) 月額300円(税別)

料金

コースに入会すると、通常価格より安い価格でクリーニングできるようになります。

そのため、毎月依頼するのであれば有料会員である「ビジネスコース」もしくは、「メンバーコース」に入会したほうがお得と言えるでしょう。

  通常 ビジネス メンバーズ
ワイシャツ 300円 250円 250円
ブラウス 660円 660円 560円
セーター 660円 660円 560円
カーディガン 660円 660円 560円
パーカー 660円 660円 560円
フリース 660円 660円 560円
スーツ下 660円 560円 560円
ジャケット 960円 810円 810円
学生服した 660円 660円 560円
学生服うえ 960円 960円 810円
ワンピース 1,100円 930円 930円
コート 2,000円 2,000円 1,700円
ダウンジャケット 2,500円 2,500円 2,120円
ドレス 2,900円 2,900円 2,500円

送料

エリア 送料
九州・四国・中国・関西・関東・信越・東海・北陸 通常:3,500円以上で無料
会員:3,000円以上で無料
上記以下:1,620円
東北 通常:5,500円以上で無料
会員:5,000円以上で無料
上記以下:2,320円
北海道・沖縄 通常:6,500円以上で無料
会員:6,000円以上で無料
上記以下:3,420円

エリアによって送料が異なってきますので、エリア別に例に挙げて説明してみましょう。

九州・四国・中国・関西・関東・信越・東海・北陸にお住まいで、ビジネスコースもしくはメンバーズコースに入会している場合は、3,000円以上の注文で送料無料になります。

ただし、コースに入会していない場合は、3,500円以上注文しないと送料無料になりませんし、利用料金が3,000円以下の場合は、1,620円の送料がかかってしまいます。

東北の場合ですと、コース未加入の場合、5,500円以上注文しないと、送料が2,320円もかかってしまうことになるのです。

また、たとえ会員制度を利用して注文しても、5,000円以下の場合は2,320円の送料がかかってしまうため、注文するなら5,000円以上がおすすめです。

追加料金

追加料金がかかる場合もあるので、ここで簡単にチェックしておきましょう。

+270円 上質素材/デリケート素材
(カシミア・シルク・モヘア・アルパカ・アンゴラ・麻・ベロアなどの素材が合わせて30%以上含まれる場合)
+270円 装飾・その他の加工
(フリル・レース・プリーツ・装飾品・一部合皮・フェイクファー)
+1,080円 ダウンライナー・全身合皮

上記に当てはまる場合、通常料金にプラスで、追加料金がかかってしまいます。

宅配クリーニングはスタッフと直接連絡できないため、衣類がクリーニング店に届くまで料金がわからないことが多いものです。

そのため、クリーニングに出す衣類の素材や装飾などから、あらかじめ上記の料金表で自分が詰めた服の合計がいくらになるのか予想しておくことが大切です。

保管サービス

ネクシーには、服を保管してくれるサービスもあります。

最大7ヶ月間の保管期間を利用してシーズンオフの服を保管しておくことで、面倒な衣替えの手間が省け、さらにシーズン中の服をしまっておくスペースを確保できるんです。

ネクシーの保管サービスには、「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」の2つがあり、それぞれ料金が異なります。

  スタンダード プレミアム
7点 8,400円 1万4,000円
10点 1万1,000円 1万8,000円
15点 1万5,000円 2万4,000円

スタンダードプランに比べて、プレミアムプランには抗菌・防虫・防カビなどのサービスが追加されたプランなので、より大事な洋服を預けるときに使いましょう。

口コミ

良い口コミ

ネクシーはシミ抜きが無料ですが、無料なのに頑固な汚れも落としてくれて嬉しかったです。
ビジネスコースのメンバーズ会員になっているのですが、税込の162円を毎月支払うだけで、クリーニングが割引価格で利用できるので有難いです。会員サービスが充実していると思います。
ネクシーの公式サイトでクリーニング方法などを紹介しているので安心感があります。実店舗があることや、80年以上の歴史があるというのも安心できます。
ネクシーなら、保管クリーニングを頼めるので非常にラクです。クリーニングに出したら、そのまま保管してくれるので手間いらず♪
ネクシーのクリーニングに出したら、取れかけていたボタンが直って返ってきました。嬉しい!

イマイチな口コミ

ネクシーで保管クリーニングサービスを利用していたのを忘れていて、メルカリに出品し損ねました。そのことがあってからは、人気のある服は手元に置いておくようにしています。
まとめて出さないと往復送料とかを払わないといけなくなるので、「1枚だけ」とか気軽には出せないですね。家族分まとめて出すときは便利です。
ネクシーは仕上がりもきれいだし気に入っているけど、毎回宅配クリーニング利用となると送料が高いので、通常のクリーニングと比較しながら利用しています。
まとめて出すときは、佐川急便の人が集荷に来てくれるし、手間も省けていいんだけど、送料がね…

利用方法

登録・申し込み

まずは名前や住所などを入力し、ネクシーに登録します。

登録が終わったら、マイページにて、配送に出す日や届けられる日を指定、支払い方法を選択していきましょう。

服を詰める

ネクシーは専用の宅配キットがないため、箱や袋を自分で用意する必要があります。

追加で250円支払えば専用の送付キットを送ってくれますが、もったいないので、スーパーなどで段ボールをもらうほうがお得です。

服を詰めるときは、まずビニール袋に服を詰め、それから箱に入れましょう。

そうすることで、配達中や不慮の出来事で箱が濡れてしまったとき、中の服まで濡れるのを防ぐことができます。

詰めた服を宅配に出す

申し込み時に指定した日時に、佐川急便が取りに来てくれるので、箱に詰めた服を渡します。

コンビニからなら24時間預けられますが、コンビニで預ける場合には別途手数料が1,080円かかる上に、専用の発送用キット250円を買う必要があるので注意しましょう。

指定日に受け取る

衣類を出し終えたら、申込時に指定した日時に預けた服が届けられるのを待ち、受け取るだけです。

まとめ

宅配クリーニング会社に頼めば、クリーニング店の営業時間を確認したり、洋服を詰めて店舗に持って行ったりする手間は省けます。

それでも、クリーニングの宅配サービスを利用することに二の足を踏んでいる方は、今回紹介した、実店舗も運営する「ネクシー」を利用してみては?

実店舗80年以上の実績と、いままで培ってきたクリーニング技術、そして、お客様と接してきた経験で、「スタッフの顔が見えないという不安」をやわらげてくれるでしょう。

もちろんメリットだけでなく、コンビニ集荷を希望の場合は専用の発送用キットを購入しなければならないなど、注意点もあるので、よく検討してみてくださいね。

この記事を書いた人
りょん
末っ子の娘が小学生になり、少しはゆったり過ごせるかと思いきや、バタバタな毎日を送っているシングルマザーです。 限られた収入の中で、子どもの習い事や教育の問題はとても深刻。日々悩みながら、それでも楽しく、娘にとっての「ベスト」を模索しています。

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