スマイルゼミでもプログラミング学習が開始!学習内容と口コミを調査
スマイルゼミは、専用タブレットがひとつあれば学習をすることができる小学生向け通信教材です。
通信教育のため、学習塾に通うよりもリーズナブルな会費で学ぶことができます。さらにオンライン学習のためいつでもどこでもオリジナル教材に取り組むことができると人気もあります。
また、スマイルゼミの開発会社である「ジャストシステム」が、1985年から永きにわたって「一太郎」という日本語ワープロソフトの開発を手掛けていることも、保護者の信頼感につながっているようです。
今回は、そんなスマイルゼミの人気のヒミツと講座内容、魅力などについて、詳しくみていきたいと思います。
スマイルゼミのプログラム講座とは
小学生向け通信教育「スマイルゼミ」が2018年3月にプログラミング講座の配信を開始しました。
2020年から必修化となる小学校のプログラミング教育は、プログラミング言語を習得するためではなく、物事を論理的に考える「論理的思考」や「プログラミング的思考力」を身につけることが目的です。
プログラミング的思考力というのは、「こういうふうにしたい」という考えを実現するために、どのように何をすれば良いのかを論理的に考えていく力のことを言います。
スマイルゼミのプログラミング講座は、こういったプログラミング教育に対応した内容になっていることや、毎月の会費がリーズナブルであることから、保護者の注目が集まっているのです。
また、プログラミング講座が配信される前から配信されていた他の教科についても、「ゲーム感覚で学べて、いつの間にか身についている」と高く評価されています。
「みまもるネット」という機能があり、学習状況や学習内容の把握ができることも、「オンライン教材では不安」「仕事で忙しくて勉強が進んでいるのか不安」という保護者に安心を与えているようです。
とくに英語プレミアムコースでは、英検対策ができるオプション講座も準備されているため、英語力をしっかり身につけたいという人からも高評価を得ています。
プログラム講座の魅力
ブロックを並び替えるだけの簡単プログラミング
スタート時には、命令の書かれたブロックを並び替えてキャラクターを動かす「ビジュアルプログラミング」を使用して学びます。
そのため、「親がプログラミングに無知だから、子どもに教えるのは無理…」と、通信教育を躊躇している保護者の方でも安心してスマイルゼミを選択することができるようです。
子どもだけで家でプログラミングを学べる
キャラクターを動かしたい順番に合わせて、命令の書かれたブロックを並び替えるだけの楽しい作業から学び始めます。
ブロックにはイラストも描かれているので、子どもにもわかりやすく、興味がわきやすくなっています。
「みまもるネット」機能で、学習状況や学習内容を把握できるため、忙しく、つきっきりで教えてあげられないという保護者の方にもおすすめです。
小学校の低学年から高学年まで、段階に応じて徐々にプログラミング的思考力を養えるように配慮されているのも魅力です。
生活や各教科の学習につながる
題材がゴミの分別など、生活にもつながるものが多く、普段の生活に必要なルールや思考力、理解力などが自然と身につきます。
算数や理科、社会、さらには体育などの科目の強化にもつながります。
「ピンとこない」「詳しく知りたい」という方は、このままスクロールして、下記の「講座内容」の項目をご覧ください。
講座内容
各教科とプログラミングを掛け合わせ、正しい答えを導き出せるまで試行錯誤することで、プログラミング的思考力が養われる仕組みです。
具体的に、各教科とどのように掛けあわされているのか、詳しくみていきましょう。
算数×プログラミング
たとえば、「14リットルの水を水槽に入れるためには、5リットルのバケツと2リットルのバケツを、どのように使えば良いのか」などの例題が出ます。
そして、足し算・掛け算を使いながら、プログラミングできる仕組みになっているのです。
ほかにも、命令通りサイコロを動かすゲームもあります。予想した数になるようにサイコロを転がすことで、サイコロの表裏の関係性について学ぶことができ、空間認識能力も育むことができます。
算数×社会×プログラミング
図形に関するひとつの例の場合、クイとロープを使って花を囲み、そのロープの形がどういった図形に当てはまるのかを学びます。
指定されるクイの数と花の位置を気にしながら、どうやったらロープで上手に花を囲むことができるのかを考えていきます。
社会×理科×プログラミング
たとえば、流れてくる空き缶とペットボトルを、〇か×で分別していく学習内容です。
レベルが上がると、流れてくるゴミが変わって種類が増えたり、条件がついてきたりします。
また、電気が通りやすい素材と磁石にくっつく素材を分けることで、理科の知識を身につけつつ、プログラミング的思考も身につけていきます。
体育×プログラミング
小学校で必修化されたダンスから出題される問題もあります。
たとえば、お手本のダンサーと同じ踊りができるよう、命令ブロックを並べていくような問題です。
試行錯誤しながら、お手本のダンサーと同じ動きをさせるためにはどうしたら良いかを学びます。
スマイルゼミなら、ほかの教科も学べる
実はスマイルゼミは、プログラミング講座を配信する前から、小中学生向けタブレット学習を配信してきた実績があるのです。
そのためコースによっては、中学受験や高校受験を目指せるレベルのものもあり、英検や漢検にも力を入れています。
英検は中学卒業までに準2級を取得できるような「先取り英検」も実施していて、ほかの英語教材とはひと味ちがいます。
漢検については、昨年2017年度の合格率が96.5%と高いことや、受験料が無料だという点も魅力的な部分です。
先取り学習ができるので、小中一貫校に通っている子どもたちも受講しているようですよ。
小学生コースだけでなく中学生コースもあり、入会からの年数によって割引してくれる制度もあります。気になる場合は、いちど問い合わせてみましょう。
全国各地で無料体験会などもおこなっていますが、日程によって開催地が変わるので、興味のある方は情報収集してみてくださいね。
口コミ
良い口コミ
でも、子どもがやっているスマイルゼミを見ていて、なんとなくわかってきました。
学習塾の代わりにもなって有難いです。
子どもはパソコンも触ったことなかったので最初は心配しましたが、いらぬ取り越し苦労だったようで、タブレット学習教材の素晴らしさを実感しています。
悪い口コミ
いくら評判の良いスマイルゼミでも、家庭用学習教材である以上、向き不向きがあると思います。
迷ったけど、ロボット教材を使ってロボット学習をしているほうが、息子には向いていたみたい。
まとめ
スマイルゼミのプログラミング講座は、必修化される小学校のプログラミング教育の学習指導要領対応の内容であることや、タブレット通信教育やオンライン学習教材ならではの、反復学習しやすいという強みが人気の理由でした。
また、どれぐらいどのような勉強内容だったのかがわかる「みまもるネット」という機能で、通信教育という不安も払拭しています。
メリットの多そうなスマイルゼミですが、通信教育という家庭学習が向いている子と、教室に通うのが向いている子がいるのも事実です。
入会を考えている方は、今回紹介した魅力や講座内容なども参考に、まずは資料請求をすることをおすすめします。