「Tech Kids School(テックキッズスクール)」で本格的なプログラミングを学ぼう
本格的なプログラミング授業が受けられる「Tech Kids School」は、実際にインターネットサービスの開発などをおこなっているIT企業が運営していることもあり、人気です。
しかし、子ども向けプログラミング教室はたくさんありますし、Tech Kids Schoolは毎月の月謝が高めという不利な条件下にあります。
それなのに、Tech Kids Schoolに通う子どもたちが多い理由について、今回は詳しくみていきましょう。
Tech Kids Schoolとは?
Tech Kids School(テックキッズスクール)は、インターネットサービスやスマートフォンゲームなどの開発をおこなっているサイバーエージェントが運営をしている、小学生向けプログラミングスクールです。
2013年に設立された、まだ新しいスクールではあるものの、実際にプログラミング開発などをおこなっている企業(サイバーエージェント)が運営していることもあり注目されています。
また、しっかりとした知識や、レベルの高いプログラミング技術を学ぶことができると人気です。
このような説明ばかりだと対象年齢が気になるところですが、小学生のプログラミング初心者を対象としているため、小学校に入学したての6歳でも安心して学べる内容となっています。
そして、2020年に文部科学省が導入するプログラミング教育の指針である、物事を論理的に考えることができる「プログラミング的思考」も身につけられるプログラム内容でもあります。
中学生からはLife is Tech! School
小学校を卒業したあとも、Tech Kids Schoolの姉妹校、Life is Tech! School(ライフイズテックスクール)で引き続き学ぶことができるため、これもひとつの魅力だと言えるでしょう。
Life is Tech! Schoolは中高生向けプログラミングスクールで、Tech Kids Schoolよりもさらにレベルの高い学習内容に取り組み、Webアプリ開発などのリリースができる技術力を身につけることができます。
さらにLife is Tech! Schoolではスクール学習のほかに、オンライン学習サービスのリリースも予定されているため、部活などで忙しくなる中高生になっても学び続けることができます。
Tech Kids Schoolの魅力
大学生や大学院生が優しく教えてくれる
子どもからすると、自分よりだいたい10個上のお兄さんやお姉さんが教えてくれるので、年齢のうんと離れた大人よりも親近感がわき、馴染みやすいようです。
そのため子どもたちは、わからないことが聞きやすかったり、相談したいタイミングで相談ができたりするようです。
お兄さんやお姉さんの学歴が気になる保護者の方もいると思いますが、安心してください。
早稲田、慶応、東大院、国公立大など、有名大学に在学中、もしくは卒業したお兄さんやお姉さんたちばかりです。
作ったアプリやゲームを持ち帰ることができる
授業で作ったゲームやアプリなどの作品は、USBに入れて持ち帰ることができるので、家に帰ってから習ったことの振り返りをすることができます。
また、保護者の方が子どもの製作を見ながら学習内容を把握したり、進捗状況をチェックしたりすることもできます。
たっぷり60分!贅沢な授業を無料体験できる
入学前に無料体験しておきたい人は、無料体験から始めてみましょう。
プログラミング初心者でも開発できるようにサポートしてくれるので、安心して無料体験に参加できます。
また、ゲーム開発や講義を通じて実際に体験しながら学べるようなプログラミング教育なので、子どもたちは飽きずに時間を過ごすことができます。
保護者の方は子どもたちの授業中の様子を見ることができるので、毎月2万少々の授業料を払う価値のあるプログラミング教室かどうかを、じっくりと見極めましょう。
また、子どもたちを指導するメンターさんたちの様子、カリキュラム、Tech Kids School入学生となった場合に必要な物などについても確認しておきましょう。
無料体験&見学会は現在、Tech Kids School秋葉原校をはじめ、渋谷校や沖縄那覇校、梅田校などで開催されています。
日程や開催地などは変わる恐れもありますので、訪問前には必ず公式サイトで確認してみてください。
3つのコース
Tech Kids Schoolには3つのコースがあります。
各コースの特徴やメリットなどを下記にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
持続学習コース
教室に通って受講するコースのことです。
コマ120分を、月に3~4回受講してプログラミングについて学びます。
授業の流れ
4~6人のグループに分かれ、解説動画を見たり、メンターさん(先生)に教えてもらったりしながら、自分のペースでゲームを作っていきます。
ゲームが完成したら、残りの時間で発展学習をおこなうことができるので、課題がクリアできたからといって時間を持て余すようなことはありません。
完成したゲームは、友達やメンターさんに遊んでもらい、フィードバックをしてもらうことができます。
そのため、反省点や改善点などを次のゲーム作りに活かすことができます。
カリキュラム
【1年目】
プログラミングの基礎を学ぶため、初心者でも楽しく学べる学習内容です。
マサチューセッツ工科大学によって開発された子ども向けプログラミングソフト「スクラッチ」を用いて、ゲーム開発をすることができます。
【2年目以降】
本格的なプログラミング言語を学び、自分のアイデアを自分で実現させる力を身につけられる学
2年目以降は、「iPhoneアプリ開発コース」と「Unityプログラミングコース」に分かれて学ぶことになります。
「iPhoneアプリ開発コース」は、アップルが開発した「Swift」というプログラミング言語を用いて、アプリの開発を行うコースです。
「Unityプログラミングコース」では、C#というプログラミング言語を用いて、3次元の動きや重力、衝突判定などの物理演算を利用してゲーム開発をおこないます。
短期体験コース
春休み・夏休み・冬休みなどの長期休みに、2~3日間行われる短期の体験コースもあります。
これまでにはNHKやトイザらス、スタバ、任天堂などとコラボ企画の実績もあり、2018年の冬のワークショップでは、メガネショップで有名なJINSとコラボした実験教室も行われる予定です。
「通塾させるのは難しいけれど、一度はプログラミングを経験させてみたい」という方には、短期体験コースをおすすめします。
体験料は受ける日数にもよって違ってきますが、3~5万円程度のことが多いようです。
オンライン学習コース
サイバーエージェントが開発した「QUREO(キュレオ)」というサービスを使って、プログラミングを学ぶことができます。
命令が書かれたブロックを組み合わせるだけなので、簡単にゲームを作ることができます。
子どもが楽しめるストーリーの中で、かわいい多彩なキャラクターたちとプログラミングの基礎を学ぶことができる仕組みです。
こちらは、パソコンが古い場合や、ブラウザによっては閲覧できない場合もあるため、注意が必要です。
実際に私も試してみましたが、バージョンがWindows 7で、ブラウザがインターネットエクスプローラーでは閲覧することができませんでした。
閲覧ができなかった方は、ブラウザをFirefoxまたはGoogle Chromeに変更してみましょう。閲覧できる場合があります。
価格
授業料(月額) | 2万520円 |
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PCレンタル代 | 4,320円 |
本格的なプログラミングを学べるというメリットがあるぶん、毎月の受講料は、少しお高めです。
パソコンを持ち込む場合にはレンタル代4,320円は必要ありませんが、学習塾やほかの習い事との併用を考えている保護者にとっては厳しい金額かもしれません。
また、iPhoneアプリ開発コースを選択した場合はMacでないと対応していないですし、支払いはクレジットカードのみでの決済となるなど、ちょっとした制約もあり注意が必要です。
Tech Kids Schoolの公式サイトをよく確認し、不安に感じる場合には、無料体験&見学会でもしっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
Tech Kids School教室の場合、プログラミング初心者からはじめることができ、2020年に導入されるプログラミング教育に対応した内容のプログラミング学習を受けることができます。
また、本格的なプログラミング技術を身につけられるまでレベルアップしていくこともできます。
そのため、モチベーションの持続にも期待できるなど、保護者にとっては理想の学習スタイルと言えるでしょう。
毎月の学習費にゆとりがあるなら、おすすめのプログラミングスクールです。
まずは無料体験会やプログラミングイベントなどの機会に出向き、お子様との相性を確認することをおすすめします。
また、インターネットサイトの口コミや公式サイトからの情報収集などもおすすめです。